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敵地で5発快勝のリバプール、EL8強入りに大きく前進…弾みつけてマンCとのプレミア首位攻防戦へ

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リバプールが5発快勝

[3.7 EL決勝トーナメント1回戦第1戦 スパルタ・プラハ 1-5 リバプール]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦が7日に開催され、日本代表MF遠藤航が所属するリバプール(イングランド)はスパルタ・プラハ(チェコ)のホームに乗り込み、5-1で先勝。大きなアドバンテージを得て、14日に開催されるホームでの第2戦を迎える。

 スターティングメンバーに名を連ねた遠藤は4-3-3のアンカーの位置に入った。

 試合開始早々の前半5分、高い位置でボール奪取を成功させたMFアレクシス・マック・アリスターがPA内でファウルを受け、リバプールがPKを獲得。マック・アリスター自身がキッカーを務めると、きっちりとネットを揺らしてスコアを1-0とする。

 15分にはスパルタ・プラハに決定機を作られる。しかし、PA内でフリーになったFWラディスラフ・クレイチーが至近距離から放ったシュートをGKクィービーン・ケレハーが左手1本で阻み、カバーに入ったDFジョー・ゴメスがクリアして得点を許さず。

 20分にもCKの流れからスパルタ・プラハにゴールを脅かされる。DFアンヘロ・プレシアドが放ったヘディングシュートが選手に当たってコースが変わりながらも、またもや好反応を見せたケレハーが右手1本で弾き出した。

 危機をしのいで迎えた25分、左サイドでボールを受けたFWダルウィン・ヌニェスがPA外から鮮やかなミドルシュートを沈め、リバプールが2点目。さらにアディショナルタイム3分、マック・アリスターの浮き球のパスからPA内に走り込んだヌニェスが右足で叩き込み、前半だけでリードを3点差に広げた。

 3-0とリバプールがリードしたまま後半を迎えると、開始早々の1分、右サイドのMFベリコ・ビルマンチェビッチが送ったラストパスがDFコナー・ブラッドリーのオウンゴールを誘い、スパルタ・プラハが1点を返す。だが、8分、右サイドからつながれたボールをFWルイス・ディアスが押し込み、リバプールが再びリードを3点差に広げた。

 29分にはリバプールベンチが動き、L・ディアスに代えて負傷から復帰したFWモハメド・サラーを投入。

 その後、アディショナルタイム4分に左サイドから運んだMFドミニク・ショボスライが右足のシュートでネットを揺らし、リバプールが5-1で快勝。準々決勝進出へ大きなアドバンテージを得るだけでなく、10日に開催されるプレミアリーグ第28節マンチェスター・Cとの首位攻防戦に弾みをつけた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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