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[関東]主力不在も首位筑波大は3発快勝、流経大も3差キープ、1か月半ぶりにリーグ戦が再開:第15節

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前半17分に先制点を決めるMF瀬良俊太

 関東大学サッカーリーグ戦1部は9月30日と10月1日に第15節を行った。約1か月半の中断を経た再開初戦。ここから最終節までの8節が、週末に休みなく行われる。

 ただリーグ戦は再開されたが、主力選手数人が現在中国で開催されているアジア大会に参加。首位の筑波大がMF山内翔、MF角昂志郎、FW内野航太郎の3人が不在となるなど、各校に影響が出ていた。

 しかしその筑波大は国士舘大を3-1で撃破した。前半17分に決まったMF瀬良俊太(4年=大宮U-18)のゴールなどで前半だけで3点のリードを奪うと、豪雨の中で難しいゲームとなった後半を1失点にしのいで逃げ切った。

 勝ち点3差で追う流通経済大も、拓殖大に3-1で勝利。1-1で折り返した後半、FW前田陸王(4年=東海大札幌高)が2得点を決めて突き放した。勝ち点3差をキープした両校は、10月14日に筑波大第一サッカー場で行う次々節で直接対決する。

 上位と下位がくっきりと分かれてきた。3位の東京国際大中央大にDF矢野元太(3年=長崎総合科学大附高)の2発で2-0で勝利。4位の日本大法政大にDF青木駿人(4年=日大藤沢高/徳島内定)の後半44分に決まった劇的弾によって、法政大に1-0で勝利した。明治大は順位の近い東洋大に4-1で快勝。5位の明大と6位の東洋大との勝ち点差が5に開いた。

 下位のチームは軒並み敗戦。順位に変動がない中、桐蔭横浜大を2-0で下した東海大が勝ち点を18とし、7位の桐蔭大に1差、6位東洋大に2差に詰め寄った。

 第16節は10月7日に行う。

【第15節】
(9月30日)
[スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカー場]
日本大 1-0 法政大
[日]青木駿人(89分)

[レモンガススタジアム平塚]
桐蔭横浜大 0-2 東海大
[東]桑山侃士(35分)、伊藤真都61分)

[中央大多摩キャンパスサッカー場]
中央大 0-2 東京国際大
[東]矢野元太2(37分、46分)

[東洋大朝霞キャンパス・サッカー場]
東洋大 1-4 明治大
[東]小野田龍剛(32分)
[明]太田龍之介(22分)、田中克幸(69分)、熊取谷一星(75分)、島野怜(81分)

[拓殖大八王子国際キャンパスサッカー場]
拓殖大 1-3 流通経済大
[拓]三浦敏邦(22分)
[流]宮田和純(12分)、前田陸王2(60分、80分)

(10月1日)
[筑波大第一サッカー場]
筑波大 3-1 国士舘大
[筑]瀬良俊太(17分)、田村蒼生(31分)、加藤玄(42分)
[国]東川続(79分)

●第97回関東大学L特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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