beacon

[関東]残留決定は国士舘!2部降格は法大と拓大、1部入替戦は中大対山学大に決定、2部入替戦が順大対専大に…“王者”桐蔭大はインカレ出場を逃す:第22節

このエントリーをはてなブックマークに追加

国士舘大が自力で1部残留を決めた

 関東大学リーグは18日に今季最終節となる第22節を行った。今季の順位が確定している。

 勝ち点1差に3チームがひしめく残留争い、1つが自動降格、1つが入れ替え戦、一つが残留となる戦いが決着した。

 国士舘大がホームで東海大に3-0で快勝して、残留決定となる9位を死守。そして降格圏にいた中央大流通経済大に2-1で競り勝つと、東京国際大に0-1で敗れた拓殖大をかわして、2部3位と1部参入プレーオフを戦う10位に浮上。11位に後退した拓殖大が、20シーズン以来となる4年ぶりの2部降格が決まった。

 また大学選手権(インカレ)出場権の残り1枠を争う戦いは、出場圏内の6位・東洋大が順位を死守。法政大と1-1で引き分けたが、勝ち点1差の7位・桐蔭横浜大が日本大に2-5で大敗したため、逆転されなかった。昨年度のインカレを初優勝した桐蔭大だが、今季は出場権を逃した。

 2部ではすでに駒澤大が優勝して1年での1部復帰を決めているが、自動昇格のもうひと枠を争う2位の関東学院大と3位の山梨学院大が直接対決。山学大が2-1で勝利して勝ち点で並んだが、得失点差で関東学大の1部初昇格が決定。山学大は中大との1部参入プレーオフに出場することになった。

 今季より新設された3部リーグでは初代王者に輝いた城西大とともに神奈川大が2部昇格を決定。2部からは作新学院大亜細亜大が来季3部に降格する。また東京学芸大は都県リーグへの降格が決まった。

 そして2部参入プレーオフは2部9位の順天堂大と3部4位の専修大、2部10位の青山学院大と3部3位の慶応義塾大が戦うことが決定。また3部10位の中央学院大と同11位の共栄大は3部参入プレーオフに進むことになった。

 今季の関東大学リーグは明日19日に行う筑波大明治大を行うのみ。味の素フィールド西が丘で12時にキックオフ。そのあと、閉会式が行われる。

(11月18日)
[レモンガススタジアム平塚]
中央大 2-1 流通経済大
[中]長澤圭剛(10分)、杉山耀建(51分)
[流]前田陸王(65分)

[国士舘大楓の杜キャンパスサッカー場]
国士舘大 3-0 東海大
[国]望月海輝(54分)、本間凜(73分)、中村晃大(90分)

[埼玉スタジアム2002第2グラウンド]
東洋大 1-1 法政大
[東]高橋輝(77分)
[法]小湊絆(30分)

[東京国際大坂戸キャンパス第一グラウンド]
東京国際大 1-0 拓殖大
[東]尾崎岳人(29分)

[神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場]
桐蔭横浜大 2-5 日本大
[桐]白輪地敬大(42分)、山内日向汰(90分+6)
[日]西山蓮平(15分)、熊倉弘達(28分)、平賀禎大(54分)、堀越拓馬(83分)、佐藤誠也(87分)

(11月19日)
[味の素フィールド西が丘]
明治大 vs 筑波大
●第97回関東大学リーグ特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

TOP