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[デンチャレ]大学1年生で九州屈指のCBに成長、福岡大DF坂井悠飛が攻守にアピール「この大会で点を取りたかった」

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貴重な同点弾を決めたDF坂井悠飛(福岡大1年=立正大淞南高)

[2.27 デンチャレグループB第1節 関東選抜A2-3プレーオフ選抜]

 攻守でしっかりとアピールした。1年生でプレーオフ選抜に抜擢されたDF坂井悠飛(福岡大1年=立正大淞南高)は、初戦の関東選抜A戦に先発出場。風下で難しい前半を耐え抜くと、1点差で迎えた後半40分には、福岡大の先輩DF橋本悠(福岡大3年=鳥栖U-18/福岡内定)の蹴ったCKを頭で合わせて同点弾を決めた。

 勢いづいたチームは後半アディショナルタイムのゴールで逆転勝ち。「セットプレーは自分の中では得意なプレー。この大会で取りたいという気持ちはあった」と笑みを浮かべると、「悠さんは大学でもやっているので、ニアに来るという直感があった。いいボールが来たので自分のゴールが生まれたかなと思います」と先輩への感謝を語った。

 大学では1年目から頭角を現した。入学早々の6月には、主に1年生で編成されたU-19全日本大学選抜のメンバーに選ばれてイタリア遠征を経験した。九州大学サッカーリーグ戦にも14試合に出場。九州選抜に抜擢されるまでのCBに成長した。

 今大会は更なる自信を深めたい大会と考えている。明後日の29日には、日本高校選抜との対戦を予定。高校生からの1年での成長を見せつけたいところだ。坂井も「そこは学年が上というのもあるし、大学の強度でプレーしているので、強度の差はみせたい。圧倒して勝ちたいと思います」と気合を十分にしていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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