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清武先発のニュルンベルクは4失点大敗…酒井宏は出番なし

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 ブンデスリーガの第5節2日目が26日に行われた。MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でDF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦し、1-4で完敗した。ここ3試合で1得点4アシストを記録している清武は、開幕戦から5戦連続の先発出場を果たしたが、チームは今季最多4失点での敗戦。今季初黒星を喫した前節・フランクフルト戦(1-2)に続いての連敗となった。なお、酒井宏はベンチ入りするも出番はなかった。

 前半10分、ハノーファーにアクシデント。ハーフウェーライン付近でボールを受けた清武にプレスを仕掛けたMFアンドレアセンが自ら足を痛めて負傷交代。代わってMFシュミデバッハが出場した。しかし、急なアクシデントにも動じないハノーファーが先制に成功。前半21分、右クロスをファーサイドのMFフスティが折り返し、最後はMFシュティンドルがシュートを決めた。

 さらに前半29分には相手のミスを突き、追加点。DFニルソンからボールを奪ったフスティがドリブルで駆け上がる。自らシュートを流し込んだ。2-0とハノーファーが差を広げ、前半を折り返した。

 ここまで3試合連続でアシストを決めている清武だったが、この日はなかなか決定機に絡めない。前半18分には、清武の右CKからショートコーナーを選択。クロスからFWベクハルトがヘディングシュートも枠を外れた。後半立ち上がりには、中央から前線へ絶妙な浮き球パス。しかし味方の飛び出しはオフサイド。その後もボレーシュートを放つがゴールネットは揺らせない。

 逆に後半7分にはハノーファーがダメ押しの3点目。バックパスをまたもDFニルソンがミス。これを奪われ、FWコナンに決められた。さらに同18分には4失点目。右サイド高い位置でボールを奪われてカウンター。最後はコナンに2点目を許し、0-4に突き放された。同28分にはDFチャンドラーのミドルシュートで1点を返すも、1-4のまま力尽き、試合は終了。清武がフル出場したものの、ニュルンベルクは今季初の連敗となってしまった。


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