ブラジル代表のMFカカは、ブラジル代表に復帰し、6-0で大勝したイラク戦では復帰を祝うゴールも決めた。2010年W杯以降、ブラジル代表から遠ざかっていた2007年のバロンドール受賞者は、さらなる活躍に自信を見せた。

　今シーズンの序盤は所属するR・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督に冷遇され、出場機会がほとんど与えられなかった。それでも、諦めることはなかったとMarcaの取材に答えている。

「カムバックできるという希望を失ったことはなかったよ。それが今につながっている。ハードワークを続けて来たからこそ達成できたと思っている。すべての試合で全力を尽くし、楽しみ、チームのための役割をこなしたい。サッカー界で自分の居場所を取り戻すために、すべてのチャンスを逃してはいけないと分かっているよ。ここ数日間でも、自分が成長し、活躍できると感じている。もっとできると感じているんだ。最高の状態だし、体の状態も良い。波に乗るチャンスが来たと感じているよ」

　ジーコ監督が率いるイラク代表に大勝したブラジル代表、そして、カカはポーランドで行われる日本との親善試合で、仕上がり具合を確かめる。