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内田がブンデス初ゴールも…シャルケは宇佐美先発のホッフェンハイムに敗れる

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 ブンデスリーガは3日、第10節2日目を行い、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムはホームでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦し、3-2で競り勝った。宇佐美は左サイドで8試合連続の先発出場。内田も右SBで4試合連続の先発となり、日本人同士がマッチアップした。シャルケは1-2の後半37分に内田が同点ゴール。ドイツ移籍後、3シーズン目でブンデスリーガ初ゴールを記録したが、チームの連勝は3でストップし、6試合ぶりの黒星を喫した。

 立ち上がりから右サイドで積極的に高い位置を取る内田はMFファルファンとのコンビでホッフェンハイムを押し込む。宇佐美は守勢に回る時間が長く、なかなかチャンスに絡めなかった。結局、1-1の後半17分に交代。一方の内田は後半20分の決定的なピンチにゴールライン上でアクロバティックなクリアを見せるなど攻守に奮闘した。

 試合は公式戦5連勝中のシャルケが主導権を握るが、前半13分にホッフェンハイムがFWフォラントのゴールで先制。シャルケも同37分にファルファンのCKからMFノイシュテッターのヘディングシュートで同点に追いつき、後半も何度となく決定機をつくった。しかし、GKの好セーブもあり、2点目を奪えず、後半22分にPA内でDFマティプがフォラントを倒したとしてPKを献上。これをMFフィルミーノが落ち着いて決め、ホッフェンハイムが2-1と勝ち越した。

 シャルケは後半37分、右サイドで仕掛けたファルファンがグラウンダーのクロスを送ると、ニアサイドでFWフンテラールが合わせ、GKが弾いたボールがゴール前にこぼれる。ここに右サイドから中に走り込んでいた内田が猛然と詰め、左足スライディングシュートで押し込んだ。10年夏にシャルケに加入し、3シーズン目。カップ戦も含めてドイツ移籍後公式戦初ゴールとなった。

 ところが、内田の同点弾も結果に結び付かない。ホッフェンハイムは後半ロスタイムにFWシップロックが劇的な決勝点。3-2の接戦を制し、5試合ぶりの白星を手にした。


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