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インテルが止めた!!ユベントスの不敗記録は49でストップ…長友もアシストを記録

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 セリエAの第11節が3日、各地で行われた。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でユベントスと対戦。1位2位の直接対決となった“イタリア・ダービー”は、インテルが3-1で勝利した。2010-11シーズンの最終戦から続いたユベントスの不敗記録は49で止まった。なお、左MFでフル出場した長友は3点目をアシストする活躍で勝利に貢献している。

 開始20秒、いきなり試合は動いた。キックオフからボールを繋いだユベントスは、最後はオフサイドラインぎりぎりで抜け出したMFクワドォー・ アサモアのクロスをMFアルトゥーロ・ビダルが押し込み、あっという間に先制点。長友の懸命のスライディングも届かず、ユベントスが1点のリードを奪った。

 早く試合を振り出しに戻したいインテルだったが、前半はゴールが遠かった。12分に左サイドからMFエステバン・カンビアッソがクイックFKでゴール前にクロスを上げると、FWロドリゴ・パラシオが頭で押し込み、ゴールネットを揺らすが、オフサイドで取り消された。前半はこのまま1-0で折り返した。

 後半に入るとインテルが攻勢を強める。後半9分のパラシオのシュートや、同12分の長友のシュートなど、可能性を感じさせるシュートが次々とユベントスゴールを襲った。

 すると後半14分、ゴール前で得たFKのチャンス。FWアントニオ・カッサーノがゴール前に素早くボールを入れると、混戦の中、FWディエゴ・ミリートが倒されてPKを獲得。これをミリートが自ら沈め、試合を振り出しに戻した。ミリートは3試合ゴールとなった。

 完全に主導権を握り返したインテルは後半30分、ついに逆転に成功する。見事なカウンターをみせたインテルは右サイドを駆け上がったMFフレディ・グアリンが強烈シュートを放つ。これはGKジャンルイジ・ブッフォンが弾くが、逆サイドから詰めたミリートが再びゴールネットを揺らした。

 さらに後半45分には長友のアシストからパラシオがゴールネットを揺らしたインテル。不敗記録を続けていたユベントスに快勝した。


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