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「ハットトリックに値する」、ファーガソンがチチャリート絶賛も守備陣には苦言

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 プレミアリーグは10日、第11節を行い、MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは敵地でアストン・ビラに3-2で逆転勝ちし、5連勝で首位をキープした。後半からの出場で2ゴールを含む全3得点に絡んだFWハビエル・エルナンデスについてアレックス・ファーガソン監督は「ハットトリックに値する」と、その活躍を絶賛している。

「ここ数週間言い続けていることだが、彼は夏の間に十分なオフを取ったからこそ、今の状態を維持できている。2年前、チームに加わったときのフォームを取り戻した。ハットトリックと言っても良い活躍をしたわけだから、次節でもプレー機会を与えることになるだろう」

 早くも17日のノリッジ戦での先発起用も示唆した指揮官は「PA内での動き、スピード、スペースを探し出す能力によって3得点に絡めた。チチャリート本来の動きだ」と、称賛の言葉を並べた。

 一方で、2点ビハインドを強いられた守備陣には苦言を呈す。「2点目を失った形は好ましくない。PA内でマークを外してしまったわけだから」と指摘。「前半はテンポも悪く、ケアレスなミスが多かった。枠内へのシュートはなかったと思う」と、立ち上がりの悪さを認めた。

「しかし1点を返せば流れは変わるかもしれないとも思った。そして実際にそうなった。後半からは自分たちの力で局面を打開できるようになった。結果的に自分たちにプレッシャーをかけたが、今後は今日の試合から学んだことを生かし、守備を改善する必要がある」。そう力説するファーガソン監督は最後に「粘り強く戦った選手たちを褒めたい」とねぎらい、「攻撃力は凄まじかった」と、好調な攻撃陣に目を細めた。


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