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新監督初陣のニュルンベルクはドロー、清武はラスト15分の出場にとどまる

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 ブンデスリーガは20日、第18節3日目を行い、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクはホームでハンブルガーSVと対戦し、1-1で引き分けた。ミヒャエル・ウィージンガー新監督の初陣となったニュルンベルクは清武が今季18試合目で初のベンチスタート。1-1の後半31分から途中出場したが、得点に絡むことはできず、後半戦初戦は消化不良に終わった。

 ディーター・ヘッキング前監督が昨年12月22日にボルフスブルクの新監督に電撃就任し、U-23チームを指揮するウィージンガー氏が新監督に就任したニュルンベルク。その初陣の先発メンバーは、昨年12月16日の前半戦最終戦となったブレーメン戦(1-1)から4人が変わり、清武もドイツ移籍後初めてのベンチスタートとなった(昨年12月8日のデュッセルドルフ戦は体調不良でベンチ外)。

 清武に代わって右サイドに入ったのは21歳のMFロベルト・マク。11試合ぶりの先発出場を果たすと、試合開始直後から果敢に右サイドを仕掛けた。前半37分、マクのFKに合わせたMFバリチュのヘディングシュートはゴール上へ。同43分にはマクがスルーパスに抜け出し、GKと1対1の決定機を迎えたが、シュートはゴール左に外れた。

 0-0で後半に折り返すと、徐々にアウェーのハンブルガーSVが攻勢を強めていく。押し込まれるニュルンベルクは粘り強く耐えていたが、後半25分、MFアオゴの左クロスをFWルドニェフスがヘディングで叩き付け、ハンブルガーSVが先制点を奪った。

 リードを許したニュルンベルクだが、すぐさま反撃。後半30分、左サイドからのスローインを受けたMFゲブハルトがゴールライン際までえぐってマイナスに折り返し、FWペクハルトが右足で合わせた。一瞬の隙を突いて同点に追いつくと、直後の31分に清武がピッチへ。MFエスバインに代わって2列目の左サイドに入った。

 しかし、ハンブルガーSVの攻勢が続き、清武も守備に追われる展開となった。何度となく決定的なピンチを招いたが、GKの好守もあり、何とか1-1のまま試合終了。後半戦初戦はホームで勝ち点1を手にするにとどまった。


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