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退場者3人のダービーはドロー 川島フル出場、小野は途中出場

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 ベルギーリーグは3日、第25節を行い、スタンダール・リエージュは敵地で首位アンデルレヒトと対戦し、2-2で引き分けた。GK川島永嗣は開幕から25試合連続のフル出場。前節・コルトライク戦(2-0)でベルギーデビューを飾ったFW小野裕二も2試合連続の途中出場を果たした。FW永井謙佑はベンチ入りしなかった。

 ベルギー伝統のダービーマッチは立ち上がりから激しい展開となった。試合開始2分にアンデルレヒトが先制するが、スタンダールも同22分にFWバツフアイが同点ゴール。前半39分にはアンデルレヒトのFWヨバノビッチが一発退場し、スタンダールが数的優位に立った。

 1-1で折り返した後半7分、スタンダールはMFブエンスが勝ち越しゴール。2-1と逆転に成功すると、同10分に小野がピッチに投入された。後半14分にはカウンターから小野にボールが入り、ラストパスを受けたMFムポクが左足でシュート。決定的な形だったが、GKの好守に阻まれ、惜しくもアシストとはならなかった。

 後半16分にはスタンダールのMFバンケールが2枚目の警告で退場。10人対10人の数的同数となり、アンデルレヒトの反撃を受けたが、川島も積極的な飛び出しからパンチングで跳ね返すなど、守備陣が体を張る。すると後半36分、アンデルレヒトはMFビグリアが2枚目の警告を受け、2人目の退場者を出した。

 これで勝負あったかと思われたが、後半40分、9人のアンデルレヒトがFKから値千金の同点ゴール。小野も後半ロスタイムにシュートを放つなど果敢に勝ち越しゴールを狙ったが、決め切れず。試合はこのまま2-2で終了。スタンダールは試合終了間際に痛恨の失点を喫し、勝ち点1を分け合う結果となった。


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