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EL決勝に続き、F・トーレスが大仕事! チェルシーは3位でシーズンを終了

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[5.19 プレミア・リーグ第38節 チェルシー2-1エバートン]

 プレミア・リーグは19日に最終節を行い、3位のチェルシーは6位でのシーズン終了が決まっているエバートンと対戦した。すでに今季限りでの退任が決定している両クラブの指揮官にとってはラストマッチ。チェルシーは、1-1で迎えた後半31分にヨーロッパリーグ決勝でもゴールを挙げたFWフェルナンド・トーレスが決勝点を決めて、2-1で勝利。勝ち点を75まで伸ばして3位を確定している。

 チェルシーはFWフェルナンド・トーレスとFWデンバ・バの2トップを採用。契約を延長したばかりのMFフランク・ランパードもスタメンで起用された。一方のエバートンも指揮官のデビッド・モイーズとともにマンチェスター・Uへの移籍が噂されるMFマルアヌ・フェライニやDFレイトン・ベインズが先発出場した。

 前半8分、チェルシーは自陣からボールを運ぶ。MFフアン・マタがボールを運び、MFオスカルに預ける。オスカルが右のデンバ・バに展開すると、PA外からシュート。これをGKティム・ハワードが弾いたところを、マタがゴールに押し込み、1-0と先制した。

 しかし、エバートンも譲らない。高い位置でMFスティーブン・ネイスミスがチェルシーDFダビド・ルイスからボールを奪うと、FWビクター・アニチェベとのワンツーから抜け出し、ゴールを決めた。これでリズムをつかんだエバートンは、同18分にもセットプレーからMFダロン・ギブソンがミドルシュートを放ったが、これは右ポストを叩いている。このまま1-1で前半を折り返した。

 後半に入っても、なかなかゴールが入らない。それでも後半31分には、悩めるスペイン人ストライカーが結果を出した。右サイドからオスカルが上げたクロスを、途中出場したMFビクター・モーゼスがヘッドで折り返す。これを受けたフェルナンド・トーレスが、昨年12月31日のアストン・ビラ戦以来となるリーグ戦でのゴールを決めて、チェルシーが2-1と再びリードした。

 試合終盤には、今季限りでの引退が濃厚とされるDFパウロ・フェレイラを送り出したチェルシーが2-1で勝利を収め、3位を確定させた。ヨーロッパリーグを制し、欧州CLの出場権を確保したラファエル・ベニテス暫定監督に感謝の意を示すバナーも、最終節を終えたスタンフォード・ブリッジには掲げられていた。

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