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マドリー、冬にファルカオかL・スアレス獲得へ

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『マルカ』が一面で報じる

 レアル・マドリーが冬の移籍市場で、モナコFWラダメル・ファルカオかリヴァプールFWルイス・スアレスの獲得に動くようだ。9日付のスペイン『マルカ』が一面で報じている。

 今夏にもストライカー獲得の動きを見せたマドリーだが、冬の市場で実現させる可能性が出てきた。FWゴンサロ・イグアインをナポリへと放出したフロレンティーノ・ペレス会長のクラブは、レギュラー争いから解放されたFWカリム・ベンゼマの出来次第で、新背番号9の確保を目指す見込み。カルロ・アンチェロッティ監督もベンゼマを純粋なストライカーと考えておらず、FWアルバロ・モラタに責任を背負わすことに否定的と、その方針に賛成という。

 獲得候補にピックアップされているのは、今夏にも名前が挙がったファルカオとL・スアレスだ。リヴァプール退団の意思を以前に公にしたL・スアレスについて、マドリーはMFガレス・ベイル獲得の可能性が消滅しそうだった今夏初めに、このウルグアイ代表FWを引き入れる直前までこぎ着けていたものの、ウェールズ代表MFのオペレーションが進展したことで最終的に手を引いていた。

 一方、今夏にアトレティコ・マドリーからモナコに加入したファルカオは、フランスのクラブで受け取るはずだった年俸1400万ユーロが税制の問題で半分以下となることを要因に、現状に不満を感じているともされる。モナコとの契約の中に、マドリーとの交渉を許可する条項が含まれている可能性も過去には報じられたが、冬に向けてその交渉が行われる可能性も十分にあり得るだろう。

 ファルカオ&L・スアレスは今季のチャンピオンズリーグに参加しないため、マドリーは冬に両選手のいずれかを獲得しても、欧州最高のコンペティションで戦力に加えられる。『マルカ』が伝えるところ、同クラブの獲得予算は5000万ユーロ。アーセナルにMFメスト・エジルを売却した額(4500万ユーロ+インセンティブ500万ユーロ)を、新ストライカーへの投資に回せる模様だ。

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