「もう私の選手ではない」

　トッテナムのアンドレ・ビラス・ボアス監督は、レアル・マドリーMFガレス・ベイルの負傷についてスペインメディアにコメントを求められたが、何も語ろうとはしなかった。

　トッテナムからこの夏にマドリーへ移籍して以来負傷に苦しんでいるベイル。新たに椎間板ヘルニアの疑いも報じられ、クラブがそれを否定するという事態も起こった。スペインメディアは同選手が過去にもたびたび負傷に悩まされてきたことを指摘している。

　13日に行われたスペイン2部のバルセロナB対デポルティボの試合を観戦に訪れたビラス=ボアス監督だが、ベイルについてコメントを求められると「彼はもう私の選手ではない。何もコメントすることはできない」と答えたとのことだ。

　また、ビラス・ボアスはリーガエスパニョーラの優勝争いについてもコメント。バルセロナとともに開幕8連勝を収めているアトレティコ・マドリーを有力な候補に推した。

「アトレティコを忘れてはならない。バルセロナは非常に強いし、レアル・マドリーもまだいるが、アトレティコ・マドリーは非常にモチベーションの高いチームだ。優勝候補として考えられるべきだ」