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バロテッリ騒動続く 本人は怒りのツイート

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悪童のトラブルは絶えず

 ミランに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリにまつわる騒動が続いている。メディアの報道が絶えないことで、同選手は怒りをあらわにした。

 イタリア『スカイ・スポーツ』などによると、バロテッリは15日に行われたワールドカップ予選のアルメニア戦後、試合地ナポリから当日中にミラノへ戻れなかったことに怒ったようだ。

 報道によると、クラブの自家用飛行機でミラノへ戻る予定だったミランのイタリア代表選手たちは、23時15分(現地時間、以下同)に空港に到着。23時以降は自家用機の離陸が認められておらず、特別許可の申請も認められなかったため、ナポリを発てなかったそうだ。選手たちはナポリのホテルに戻り、翌朝ミラノへ戻ったという。

 また、23時30分に空港に着いたユベントスのイタリア代表選手たちも、同じようにナポリのホテルに宿泊したとのこと。だが、バロテッリは納得がいかなかったようで、関係者を罵倒。空港にいたファンのサインの求めにも応じず、車でローマの空港へ向かい、翌日ミラノへ向かったそうだ。

 再びバロテッリのトラブルに関するニュースが報じられた16日、ミランのレジェンドの一人であるアレッサンドロ・コスタクルタ氏の妻、マルティーナ・コロンバリさんは、イタリアメディアで次のようにバロテッリを批判している。

「私にはミランの元選手である夫がいるけど、彼は25年間にわたり、バロテッリがしたことの3%もやっていないわ。そして、夫の方がもっと多くの勝利を手にしている。バロテッリを擁護することはできないわね。彼は、みんなが彼に怒っていると言うけど、自分で理由を考えるべきよ。彼はみんなとケンカをする。テレビクルーとか、仕事をしている人たちともね」

「彼は無礼な振る舞いをしている。息子にも言っているのよ。偉大な選手に、バロテッリのようなことをする人はいない、ってね。シンボルなら、良い模範でなければいけない。でも、バロテッリはあまりにいろいろとやりすぎよ。でも、その責任は、彼にそれをさせている人たちにあるのよね」

 こういった騒動が続いていることを受け、バロテッリは『ツイッター』で次のように再び怒りをあらわにしている。

「しゃべって、しゃべって、しゃべるのをやめてくれ。放っておいてくれよ! そうすれば違いが見えてくるだろう!」

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