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コンテ、ビダルを招集も「ルールは全員一緒」

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フィオレンティーナ戦での起用は?

 ユベントスは20日、セリエA第8節でフィオレンティーナと対戦する。アントニオ・コンテ監督は前日会見で、代表戦からの合流が遅れたMFアルトゥーロ・ビダルについて、「ルールは全員に対して同じ」と話している。

 チリ代表として南米でワールドカップ予選を戦ったビダルは、チームへの合流が遅れ、練習を2回欠席することになった。イタリアメディアは、同選手に罰金処分が科され、懲罰としてフィオレンティーナ戦でベンチスタートになる可能性を報じている。

 コンテ監督はフィオレンティーナ戦に向けてビダルを招集しているが、招集発表前の会見で同選手について次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「とてもシンプルな話だ。私はまだ彼と話していない。合流が1日遅れ、練習を2回休むことになった理由を聞くのは正しいことだと思う。ルールが存在し、それは守られなければならない。全員にとっての模範としてね」

 23日にはチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を控えるが、コンテ監督はフィオレンティーナ戦に集中しなければいけないと強調した。

「今日は、マドリーのことは重要ではない。私にとって大事な試合は、フィオレンティーナ戦だ。とても厳しい試合になるだろう。CLのことを考えられるのは、それが終わってからだよ」

「フィオレンティーナは勝てば再びスクデットのことを口にできるだろう。彼らは去年の順位をさらに上回るためにつくられたのだからね。大きな投資もした。クラブは素晴らしいプロジェクトを始めている。だから、彼らや(ヴィンチェンツォ・)モンテッラ監督、選手たちに賛辞を送ろう」

 18日の試合でローマが開幕8連勝を達成し、首位をキープしているが、コンテ監督はタイトル争いについて、複数のチームによる厳しいレースになると繰り返している。

「私は常にローマを優勝候補に入れてきた。勝利や3位以内を目指せる6、7チームの一つとしてね。ナポリと同じように、彼らも最後までスクデットを争うだろう。とてもハードなシーズンとなるはずだ。3年連続で素晴らしいことを成し遂げるためには、乗り越えなければいけない」


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