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新監督初陣もドロー…長谷部&清武フル出場のニュルンベルク、初勝利ならず

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[10.25 ブンデスリーガ第10節 シュツットガルト1-1ニュルンベルク]

 ブンデスリーガは25日、第10節1日目を行い、MF長谷部誠、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でDF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、1-1で引き分けた。長谷部、清武ともにフル出場したが、ヘルトヤン・フェルベーク新監督の初陣で今季初勝利を挙げることはできなかった。開幕から9試合連続先発中だった酒井はケガのためメンバー外。今季初の欠場となった。

 22日に就任が発表されたフェルベーク新監督の下、今季初勝利を目指すニュルンベルクだったが、この日も勝利が遠かった。試合開始早々の前半2分にPKを献上。これをFWベダド・イビセビッチが決め、シュツットガルトが先制した。

 しかし、ニュルンベルクも直後の前半6分、DFティモシー・チャンドラーのスルーパスにオフサイドラインぎりぎりから抜け出したFWヨシップ・ドルミッチがGKとの1対1を制し、右足で同点ゴール。すぐさま試合を振り出しに戻した。

 その後はホームのシュツットガルトが試合の主導権を握る。ニュルンベルクの不安定な最終ラインを突き、次々とチャンスをつくるが、最後の決定力を欠いた。1-1のまま後半に折り返し、我慢の時間が続くニュルンベルクは少ないチャンスで勝ち越しゴールを目指した。

 後半26分には清武の絶妙なスルーパスに途中出場のFWダニエル・ギンチェクが抜け出すが、GKとの1対1で決め切れず、シュートはGKに当ててしまった。このプレーで獲得した右CK。セカンドボールを清武が右足ミドルで狙うが、これもGKに弾かれた。

 結局、試合はそのまま1-1で終了。ニュルンベルクは2試合連続ドローで開幕から7分3敗となり、またも今季初勝利を逃した。一方のシュツットガルトは3試合連続の引き分けも7戦負けなし(3勝4分)となった。


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