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ブラジルW杯開幕戦会場での崩落事故、FIFA事務総長「極めてショック」

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 2014年に行われるブラジルW杯開幕戦の会場となっている建設中のアレーナ・コリンチャンス(サンパウロ市東部)で27日、崩落事故が発生し、少なくとも2名の作業員が死亡した。国際サッカー連盟の(FIFA)のバルク事務総長は自身のTwitterを通じて「極めてショックなニュースだ」とコメントした。

 当初予定されていた工期を大幅に遅れたアレーナ・コリンチャンス。FIFAが12月31日を会場準備の期限としたため、急ピッチでの工事が行われた結果、来月末の完工が見込まれており、既に全工程の94%が終了していたという。しかし今回の事故原因の調査などのため、今後は30日間の工事中止が決定したため、遅延は避けられない状況となった。

 同会場では地元・ブラジルの戦う開幕戦および、W杯の開会式や準決勝を含む5試合が行われる予定となっている。

[写真]8月のアレーナ・コリンチャンス

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