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ユベントスが4連勝で3連覇に王手、コンテ監督「次勝って決める」

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[4.28 セリエA第35節 サッスオーロ1-3ユベントス]

 セリエAは28日、残っていた第35節の1試合を行った。首位ユベントスが敵地でサッスオーロと対戦し、3-1で勝利した。

 前半9分に先制弾を許したユベントスだが、同35分にFWカルロス・テベスのゴールで追いつくと、後半13分にはMFアンドレア・ピルロの浮き球パスからMFクラウディオ・マルキージオが決めて逆転。同31分にはFWフェルナンド・ジョレンテがダメ押し弾を突き刺し、華麗な逆転勝ちを飾った。

 4連勝で勝ち点を93に伸ばしたユベントスは、3試合を残した段階で2005-06年シーズンにマークしていたクラブ最多勝ち点の91を更新。2006-07シーズンにインテルが記録したセリエA記録の勝ち点97更新も迫っており、史上初の勝ち点100超えも夢ではなくなった。

 2位ローマとの勝ち点差は再び8に開いた。この結果、次節にもユベントスは3連覇を決めることになった。日程的にはローマが先に試合を行うことになる。5月4日のカターニア戦でローマが引き分け以下に終われば、その時点でユベントスの優勝が決定。勝利してもユベントスが5月5日のホーム・アタランタ戦で勝利すれば、優勝が決まる。

 アントニオ・コンテ監督は試合後、『スカイ』に対して以下のようなコメントをした。

「まだ終わっていない。次勝って、しっかり決めないといけない。ローマにもまだ希望を持つ権利はある。ただ我々が歴史的な3連覇に向かっていることは確かだ」

「私のユベントスでの道のりは素晴らしいものになっている。2年連続7位だったチームを引き継いで、1年目から優勝出来ているんだからね。モウリーニョみたいだって?いや、私は誰のマネもしていない。ただ情熱を持って、仕事に専念しているだけだよ」

 ユベントスはスクデットを決める前に大一番、第1戦を落としているヨーロッパリーグ準決勝ベンフィカ戦の第2戦を、5月1日にホームで戦う。


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