W杯後に代表復帰なるか

　フィオレンティーナのイタリア代表FWジュゼッペ・ロッシは、代表監督に就任の可能性が高いと見られるアントニオ・コンテ氏を歓迎している。

　イタリアサッカー連盟の新会長に就任したカルロ・タベッキオ氏は、イタリア代表新監督の最有力候補として、ユベントス前監督のアントニオ・コンテ氏と交渉中と見られる。まもなく合意するのではないかとイタリアメディアで報じられる状況だ。

　W杯を負傷の影響で欠場したが、代表復帰の期待されるG・ロッシは、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に次のように語った。

「素晴らしい候補だと思うよ。彼がユーべでやったことは僕らみんなが知っている。スクデットの数が彼を物語っているね」

「コンテは勝者であり、一人ひとりの選手から最高のものを引き出すことができる。それが何より重要なことだ」

　数シーズンにわたって負傷による長期離脱に泣かされてきたG・ロッシだが、万全の状態であれば他の選手に見劣りしないコンディションでプレーできると主張している。

「僕はガラスというわけじゃない。100%の状態になるために特別な準備が必要なこと、ほかの選手よりトレーニングが必要なことは分かっている。でも、自分に限界があるとは感じたくはないんだ」

「数年のうちに3度の重いケガを負ったんだから、僕の関節や僕のやるべき練習が少し普通と異なることは当然だ。でも、それが90分もたないことや週に1試合以上できないことを意味するわけじゃない」

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