1月に現役引退を表明した元イングランド代表MFフランク・ランパードが、現役時代にプレーした同僚について『スカイスポーツ』に対して語っている。

　ランパードはともにプレーした優れたFWについて、「(ディディエ)ドログバは素晴らしい仲間だった。彼のプレーには夢中になったよ。ゴール前で何でもできるオールラウンドなストライカーだったね」と発言。

　また、ランパードは「ただ、ゴール前でのフィニッシュについては、(セルヒオ)アグエロだね。彼のゴール前でのフィニッシャーとしての質は、僕がこれまでプレーした中で最高のものだ」と続け、ゴールを決める術についてはアグエロが最高のFWだったと強調している。

「アグエロは多くの試合で常に冷静だった。ボックスでの勝負では鋭い動きで結果を残していたんだ。まさに“必殺”だったね。彼のプレーは大好きだよ」

　現在、アグエロは苦戦続きで一時的に新加入のガブリエウ・ジェズスからポジションを奪われる状態となった。元同僚のアグエロについて、ランパードは「彼はチャンスメーカーとしての一面もあって、ディフェンス面での負担も強いられているから本領を発揮できていない。ただ、彼のゴールセンスは本物だからこの苦境を乗り越えてほしいね」と語り、アグエロにエールを送っている。

---

●プレミアリーグ2016-17特集