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惨敗のパリSG戦が引き金…バイエルンがアンチェロッティ解任

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バイエルンがカルロ・アンチェロッティ監督を解任

 バイエルンは28日、カルロ・アンチェロッティ監督(58)を解任したことをクラブ公式サイトで発表した。10月1日に敵地で行われるブンデスリーガ第7節のヘルタ・ベルリン戦については、今季からヘッドコーチを務める元フランス代表DFのウィリー・サニョル氏(40)が暫定で指揮を執るという。

 アンチェロッティ氏は昨季、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・C)の後任としてバイエルンの指揮官に就任。DFBポカールは準決勝、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は準々決勝で敗退したが、ブンデスリーガでは史上初の5連覇を達成した。

 しかし、今季は第3節ホッフェンハイム戦(0-2)で早くも初黒星を喫すると、前節ボルフスブルク戦(2-2)では監督交代直後の相手に勝利を逃し、首位ドルトムントと勝ち点3差の3位。さらに、27日に行われた欧州CLのパリSG戦では敵地で0-3の大敗を喫していた。

 代表取締役社長のカール・ハインツ・ルンメニゲ氏はクラブ公式サイトで「シーズン開幕からチームのパフォーマンスは我々の期待には届いていなかった。パリでの試合により、(今回の)結論を下さなければならないことが明らかになった」とコメント。同氏はアンチェロッティ氏に感謝を伝え、今後も友人であると話しながらも、チームの目標達成のためにプロとしての決断を下したとしている。

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