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ドルトムント指揮官、ゲッツェに関する質問に不快感「他の選手に対して敬意を欠けている」

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出場機会を失ったMFマリオ・ゲッツェ

 ドルトムント率いるルシアン・ファーブル監督は、MFマリオ・ゲッツェに関する質問を受け付けたくないようだ。ニュルンベルク戦に向けた記者会見でその問いは「他の選手たちに対して敬意を欠いている」とあらためて強調した。

 22日の第4節ホッフェンハイム戦ではそれまでリーグ戦ではベンチに座るも出番が訪れなかったゲッツェがベンチ外に。その一方で日本代表MF香川真司を先発起用したファーブル監督の決断はドイツ国内で大きな話題を引き起こしている。

 スイス人指揮官はその試合前にドイツ『スカイ』の記者にゲッツェを外したことについて問われると「誰もが彼の能力について知る。しかし、これは私の決断だ。今日はこのように決めた。競技面を考慮した決断だ」と返答。さらに不快感を覚えた様子で「最近この質問をよく聞くが、私はそれを他のメンバーやメンバーに入れなかった選手に対して少しばかりか敬意を欠いていると感じている」と続けた。

 しかし、24日に開かれたニュルンベルク戦に向けた会見でもまた同様の質問が飛んだ。記者に「彼について聞くのは他の選手たちに対して敬意を欠くことだと仰いましたが、違う形で質問したいと思います。ゲッツェはどうすれば、メンバーに戻ることができるのでしょうか?」と問われた同監督は、苦笑しながら次のように答えた。

「この質問も他の選手に対して敬意を欠いている。サッカーはこういうものだ。最終的に決断を下さなければいけないのは私。システムや相手チーム、競技面の理由からそうすることになった。このことについてこれ以上話せることはない」

 ドルトムントで最も注目を浴びる選手のゲッツェだが、ファーブル監督はチームパフォーマンス次第で同選手についての質問を聞かれ続けるのだろうか。

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