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消息不明のFWサラに移籍金問題…古巣ナントは法的措置も

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古巣ナントでは生存を願う献花が続けられている

 ナントからカーディフへの移籍が決まった後、小型飛行機での移動中に消息不明となっているFWエミリアーノ・サラ(28)について、両クラブ間で移籍金の支払い問題が生じているようだ。イギリス国営放送『BBC』が報じている。

 サラは1月21日夜、フランス・ナントからイギリス・ウェールズ地方のカーディフに向かう際、乗っていた小型飛行機がイギリス海峡付近で行方不明となった。複数報道によるとイギリス航空事故調査委員会が今月3日、不明機の残骸が見つかったと発表。なおも捜索活動が続けられている。

 そんな中、移籍元のナントはカーディフに対し、クラブ史上最高額の1700万ユーロ(約21億円)とされる移籍金の支払いを求めた模様。BBCによると、当初は3年間の分割払いが予定されていたが、10日以内に何らかの支払いが行われない場合、ナントは法的措置を取る可能性もあるという。

 一方、カーディフ側は契約を尊重する方針を示している一方で、すべての事実が明らかになるまでは支払いを控えている様子。依然としてサラの安否は分かっておらず、事故の保険が移籍金を含めるかどうかも定かではないため、ナントの動きは驚きをもって受け止められているようだ。

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