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2日目に実戦デビューの堂安律、カップ戦出場に意欲…監督は新戦力のプレーに「完全に満足」

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新天地デビューを果たしたMF堂安律

 日本代表MF堂安律は7日に行われた古巣フローニンゲンとのテストマッチに後半から途中出場。ビーレフェルト加入後2日目に新天地デビューを果たしたことなどについてコメントしている。

 5日にPSVからのレンタル移籍が正式発表された堂安はプレシーズン最後のテストマッチとなったこの試合ではベンチスタート。チームは、前半17分にDF板倉滉が先発したフローニンゲンの元オランダ代表FWアリエン・ロッベンに現役復帰後初ゴールを決められると、同22分に追いつく。堂安はスコアが1-1の後半から右サイドのアタッカーとして出場したが、ドリブルで見せ場を作りながらも得点に絡むことはできなかった。

 1-1のまま終わった試合後、同選手は英語でクラブ公式チャンネルのインタビューに対応。「今日は僕にとってはまだ2日目ですが、45分間プレーできてとてもハッピーです。チームメイトやスタッフも素晴らしいのでよいフィーリングを得ています」と笑顔を見せると、プレーについては「もっとチームの戦略を学ぶ必要があります。公式戦が迫っていますので、フィットネスも考え(激しい)トレーニングはないかもしれないですが、リピートしていかなければいけません」と続けた。

 14日に行われるDFBポカール1回戦での4部ロート・バイス・エッセン戦ではスタメン出場も考えられるかとも問われたビーレフェルトの背番号8。「もちろん常に90分間プレーしたい気持ちはあります」と意欲を示しつつ、「そのためには全員にコンディションがよいことを示していく必要があり、みんなとコミュニケーションをとっていくのも大事だと思います」と連携を深める必要性を強調した。

 なお、ビーレフェルト率いるウーベ・ノイハウス監督はこの試合でデビューを迎えた堂安とDFマイク・ファン・デル・ホーンのプレーに満足の様子。「2人はすぐに溶け込んだし、非常によかった。もちろんオートマチズムに関しては、まだ所々チームとともに身につけていかなければならない部分はある。ただ、2人が今日見せたパフォーマンスには完全に満足できると思う」と語っていた。

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