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ボローニャ、冨安健洋放出へトッテナムに譲歩の可能性? 伊紙「やや低い金額でも…」

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ボローニャDF冨安健洋

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の去就を巡り、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は29日、ボローニャの新たな動きを伝えた。

 2019年夏にシントトロイデンからボローニャへ移籍し、2シーズンにわたってセリエAを舞台に活躍を続けてきた冨安。守備の全ポジションをこなすなど優れたユーティリティ性も高く評価されており、今夏の移籍市場では、アタランタに加えてプレミア勢のトッテナムやレスター、ウエスト・ハムなどから熱視線が送られた。

 ボローニャでは今夏、冨安のほか、FWリッカルド・オルソリーニの移籍話が浮上。ボローニャは2人のうちのどちらかを放出する可能性を示唆してきたが、ここへ来て冨安の移籍を優先させる方針であるとみられる。イタリア紙は、「オルソリーニではなく、トミヤス1人が移籍するかもしれない」との見出しで伝えている。

 続けて、「ボローニャでは、全員がトッテナムの新たなオファーを待っている」と報道。「1選手の重要な売却が必要であることを考えた上で、クラブはここ数時間のうちにイギリスからボーナス含めて2500万ユーロ(約32億円)に迫る増額オファーが届くことを願っている」と綴り、ボローニャが、移籍期間の序盤から主張している希望額に近いオファーが提示されることを望んでいることを伝えた。しかし「その金額に到達することはないだろう」とコメント。「ボローニャはやや低い金額の条件でも受け入れそうな印象だ」との見通しを伝えた。オファーは2000万ユーロ(約26億円)にも満たないとの報道もある。

 一方で、「トミが退団しなければ、オルソリーニがカステルデーボレを去ることになる」が、指揮官のシニシャ・ミハイロビッチは、「退団したら残念だが、彼は退団しないはずだ」とコメント。フィオレンティーナやトリノから熱視線を浴びるオルソリーニの残留を求めていることが伝えられている。

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