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“チームの心臓”遠藤航に心配の声…シュツットガルトOB「今あってはいけないのは彼のケガ」

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シュツットガルトMF遠藤航

 日本代表MF遠藤航のコンディションに、シュツットガルト周辺から心配の声が上がっている。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 シュツットガルトで主将を務める遠藤は、U-24日本代表が臨んだ東京五輪の全6試合で先発し、A代表の4試合でもすべてフル出場。クラブでも今季72分に交代された直近のビーレフェルト戦を除いて全公式戦にフル出場している。そして11月のインターナショナルウィークでも、カタール・ワールドカップ(W杯)最終予選の2試合に招集されたことを受け、同選手の状態を懸念する声が上がっている。

 シュツットガルトOBの元ドイツ代表MFハンジ・ミュラー氏は、遠藤について「ここ数か月間、彼は尋常じゃないほどの仕事量をこなしている」と警鐘を鳴らす。「そろそろ考えなければいけないかもしれない。回復のため、疲労による負傷を回避するためにも、1試合メンバーから外して休ませるべきではないのか」と述べ、次のように続けている。

「今シュツットガルトにあってはいけないのは、エンドウがケガを負って長期間離脱してしまうことだ。彼はチームの心臓なんだよ。ほとんど代えがきかない」

 クラブのスベン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)も「ワタルは信じられないほど多くの試合をこなしてきた。ほかのブンデスリーガの選手たちと比べて、どれだけ多くの出場時間を記録しているか。それでも常にトップ・パフォーマンスを見せてくれている」と語り、何事もなく日本代表から帰ってくることを願った。

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