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去就危ぶまれるエバートン指揮官ベニテス「今だけじゃない。3年プラスアルファという考え」

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エバートンラファエル・ベニテス監督

 エバートンラファエル・ベニテス監督は、15日に行われたプレミアリーグ17節クリスタル・パレス戦に3-1と敗戦。自身の進退へのプレッシャーが高まる中、クラブのオーナーと「前向きな会話」をしてきたと語った。

 エバートンはここ10試合で1勝と、プレミアリーグ14位に沈んでいる。ベニテス監督は試合後「今は困難な時期だが、我々は団結しなければならない」と話した。また、オーナーであるファハド・モシリ氏とは「ほぼ毎日」話をしているという。

「勝ちたいが、我々は現在のことだけを話しているわけではなく、将来のことも考えている。私がここに来たとき、3年プラスアルファという考えでやってきた。経験上、時には困難な時期もあるが、それでも自分の仕事をベストな方法でやり続けなければならない。そして、1試合ですべてが変わることも知っている」

 そして、エバートンは現在多くのケガ人を抱えており、主力の離脱も成績が振るわない要因の一つだ。リシャルリソンはふくらはぎの負傷で「数週間」の離脱、ルカ・ディーニュは体調不良で水曜日に離脱した。

 パレス戦では、アンドロス・タウンゼントが足を骨折し、キャプテンのシェイマス・コールマンが骨打撲と軟部組織の損傷を負った。イングランド代表のドミニク・カルバート=ルーウィンは太ももの問題で8月から離脱しておトム・デイビスとイェリー・ミナも欠場している。

 これだけの負傷者を前に、ベニテス監督は1月の移籍市場で「チーム力」を確かなものにしたいと考えており、「我々は準備しなければならない。将来のためにもね」と冬の補強を示唆した。去就が危ぶまれる中、自身の安泰を口にしたベニテス監督は現状を打破できるのか。
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