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ザッケローニが明かすキャリアで最も尽くしてくれた選手は?「多くの選手たちと絆があるが」

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アルベルト・ザッケローニ氏

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、10日付のイタリア紙『イル・ジョルナーレ』のインタビューに応じ、今シーズンのセリエAを振り返ったほか、教え子について語った。

 2014年ブラジル・ワールドカップで日本代表の指揮を執ったザック氏は、故郷のチェゼナーティコで指導者としての道を歩み出すと、40年にわたる長いキャリアでセリエAまで上り詰め、ミランやインテル、ユベントスなどビッグクラブの指揮官を歴任。ミランでは就任1年目にしてスクデットを獲得する快挙も達成した。

 そんなイタリア人指揮官は、自身に最も尽くしてくれた教え子を問われると、ラツィオやインテルで指導したデヤン・スタンコビッチであることを明かした。ザック氏は過去のインタビューで、元セルビア代表MFが引退試合において自身の率いた日本代表との対戦を望んでくれたことも語っている。

「私は非常に多くのサッカー選手たちと絆がある。尽くしてくれた選手の名前は何人でも挙げられるくらいだ。だがピッチ内外で私に大きく尽くしてくれたのは、デヤン・スタンコヴィッチだろう。彼ほど尽くしてくれた選手は他にいない」

 またザック氏は、今シーズンのセリエAを振り返り、最も期待外れのチームを問われると、自身の見解を示した。

「期待外れというより、開幕直後からずっと心配しているチームがある。アタランタのことだ。かつてのような姿が見えない。それにアウェーよりもホームの試合で苦戦している。かつてのようなハングリー精神やサプライズを起こそうという意欲を失ってしまったのだろうか」
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