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チェルシーの遠征費が制限される中、ハベルツ「何も問題はない。僕は払うよ」

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 チェルシーのカイ・ハベルツは、アウェーゲームへの遠征費を支払いたいと語った。

 先月から始まったロシア軍のウクライナ侵攻を受け、ロシア人実業家のロマン・アブラモビッチ氏に制裁が科されたことで、同氏がオーナーを務めるチェルシーではクラブ運営に支障が出ている。中でも、収支をイギリス政府に管理されることになったことから、アウェイゲームへの遠征費にも制限が掛かると考えられている。

 先行き不透明な状況が続く中、16日のチャンピオンズリーグラウンド16セカンドレグの敵地でのリール戦を前にハベルツは、週末のFAカップ準々決勝ミドルスブラ戦への遠征費について「僕は払うよ。何も問題ない。僕たちにとって大きなことではないと思う」と話し、自身の考えを口にした。

「僕たちにとって、試合をプレーしに行くことが最も大切なことだ。本当にたくさんの難しいことがあると思うし、僕たちがバスや列車でアウェイゲームに行くことよりも世界ではもっと大変なことが今起きている。何も問題はない。僕は払うよ」

 また、トーマス・トゥヘル監督はリール戦前のプレスカンファレンスで遠征費について「規制があり、我々は上手くやっていかなくてはならない。スタッフの数やホテルの部屋の数、交通手段など調整することがある。華やかさなどの問題ではない。プロレベルのスポーツであり、試合の間が短いから、バスよりも飛行機が賢明だ。FAカップでは調整がより難しいが、できる限り対処したい」と話し、以下に続けた。

「我々がユニフォームを着て、チームとして生き続けている限り、我々は成功のために一生懸命戦う。我々には目に見えないところでチームを支えてくれる人たちへの恩がある。もちろん、スポットライトが当たる我々にはそうするための責任がある」
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