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惜敗したレンジャーズ戦、旗手怜央と古橋亨梧に厳しい評価も…「チャンスを無駄に」

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MF旗手怜央

 セルティックのMF旗手怜央とFW古橋亨梧に対し、現地メディアは厳しい評価を下している。

 17日に行われたスコティッシュカップ準決勝で、セルティックはレンジャーズと対戦。旗手と前田大然が先発したセルティックは、前半をスコアレスで終える。58分には古橋が投入されると、64分にクレッグ・テイラーのゴールで先制に成功した。しかし78分に追いつかれて延長戦に突入すると、延長後半にオウンゴールから決勝点を与え、1-2で敗れている。

 試合後、イギリス『ヘラルド』の採点では日本勢3選手に対して「6」が与えられた。先発した旗手のプレーに対しては「時間が進むごとに成長していた。エネルギーはあったが、ファイナルサードで脅威にはなれなかった」と指摘し、また前田には「スピードと存在感とともにレンジャーズのディフェンスラインにプレッシャーを掛け続けた。さらに、相手の攻撃時にもハードワークを見せていた」と評価。途中出場した古橋については、「投入されてから、セルティック攻撃陣に活気をもたらした。彼のスピードと裏への動きはレンジャーズディフェンスに注意しなければいけないものを与えた」と寸評した。

 一方イギリス『デイリー・レコード』では、旗手と古橋に対してやや厳しい評価に。旗手には先発最低タイの「5」を与え、「開始早々にレンジャーズにチャンスを与え、53分にはチャンスを無駄にした。相手選手に長時間中盤を支配された。エンジンルームでの権限を失っていた」と辛口なコメント。さらに古橋は「4」とし、「すぐさま攻撃に推進力やひらめきを与えたが、ジョタのクロスを大きく外した。延長戦のチャンスの場面でもバッシーのマークを振り切れなかった」との評価を下している。

 一方で前田は「6」とし、「ダイナミックでクラシックなセンターフォワードのパフォーマンスだった。レンジャーズディフェンスを苦しめ、キョウゴ投入後は左サイドの役割を担った。その後働き者にも疲れの色が見え、フォレストと交代した」と評価している。

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