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韓国に圧勝のブラジルに伊メディアが注目「ネイマールはカリスマだけでGKを麻痺させた」

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ブラジル代表のFWネイマール

 2日にソウルで韓国代表と対戦したチッチ率いる王国ブラジル代表の躍動を、イタリアメディア各紙が伝えている。

 ネイマールを始め豪華メンバーを擁するブラジルは2日、親善試合で韓国と対戦。7分にリシャーリソンのゴールで先制すると1度は同点に追いつかれたが、その後はネイマールのPKなどで圧倒し、5-1で大勝を収めた。そんなブラジルの躍動にイタリアメディアも注目している。

 イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は2度のPKを獲得したユベントスDFの活躍を伝え、「アレックス・サンドロが解き放たれ、ネイマールがドッピエッタ(1試合2得点)」の見出しで報道。「セレソンは試合開始からホームのチームにプレッシャーを与え続け、アジア勢をなぎ倒した」と伝えた。一方、「韓国の選手たちは技術的に劣っていたが、あきらめずにファン・ウィジョが同点弾を決めた」と綴り、韓国代表の健闘にも触れた。

 さらにブラジル代表が6日、日本と対戦することも紹介。「チッチは、レアル・マドリーにUEFAチャンピオンズリーグ優勝をもたらすゴールを決めたビニシウスを(先発から外して)休養させたが、日本戦ではおそらく先発するはずだ」との見解を示した。

 韓国戦については、『トゥット・スポルト』も「セレソンがソウルの親善試合でアジアのチームを壊滅させた」と報道。「アレックス・サンドロがブラジルの派手な大勝利の主役となった」などと伝えた。またイタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』は、「ブラジルが韓国を撃沈させた」との見出しをつけ、「ファン・ウィジョの一時的な同点弾は空しく幻想に終わった」などと綴った。

『Fanpage』は、PKからドッピエッタを挙げたネイマールに注目。「ネイマールはカリスマだけでGKを麻痺させ、ゆっくり過ぎるPKを決めた。た。PSGの選手は2回目のPKで文字通り相手GKに催眠術をかけた」と伝えた。「蹴り方は非常に特殊だった。ゆっくりとした助走でゆっくりと地を這うシュートを打った。GKの位置はボールのすぐそばだったが、ブラジル人選手の催眠助走にかけられ、屈服した」と指摘した。
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