『JTalkPod』のサム・ロビンソン氏は、ハダースフィールドの中山雄太について語った。

　今夏の移籍市場でエールディビジのズウォレから退団した中山。ワールドカップイヤーに新天地を求める可能性が高まっていた同選手は、イングランド2部チャンピオンシップのハダースフィールドに加入することが決まった。

　昨シーズンには昇格プレーオフ決勝で涙をのんだハダースフィールドのプレミアリーグ復帰にディフェンスラインから貢献することを期待される中山について、ロビンソン氏は3単語で「冷静で、技術があり、フィジカル的」と表現。そして、同選手の新天地での適応についての持論を展開した。

「とても良く、技術面で才能がある選手で、複数のポジションでプレーできる選手だ。キャリア序盤に中盤でプレーしていたからボールの扱いがとても良く、まずまずのフィジカルもある。日本人の選手から常に見られるものではない。柏でセンターバック、代表で左サイドバック、中盤の底でもプレーしてきた! だから、彼は適応力のある選手だ。何よりも技術面でとても良い」

　さらに、ロビンソン氏は中山について「チームのシステムに柔軟性を与えることのできる理想的な選手」と称え、期待を続けた。

「彼はまだ25歳だが、プロとして良い8年間を過ごした十分な経験がある。オランダに行って成長し、ハダースフィールドで新たな挑戦を迎える。彼がプレミアリーグからの注目を集め、ヨーロッパのトップディヴィジョンでレギュラーとして評価を上げることに疑いはない」

「君たちがナカヤマからそれほど期待していないことの1つとして彼のパス供給力があると思う。しかし、左サイドでの彼のパス供給力は本当に良く、たくさんの決定的なクロスを放ってきた」

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