マンチェスター・ユナイテッドのMFブルーノ・フェルナンデスは、エリック・テン・ハフ監督の下での成功を信じているようだ。

　昨季のプレミアリーグでリーグ創設以降のワースト勝ち点記録を更新するなど低迷したユナイテッド。5シーズン連続の無冠も決定するなど上位勢との差が広がる中、今夏にはアヤックスからテン・ハフ監督を引き抜き、チームの立て直しを託した。

　2020年冬の移籍以降、ユナイテッドの中心選手として活躍するフェルナンデスは、イギリス『スカイ・スポーツ』で新指揮官について「彼は僕たちから多くを求めているし、彼は全員が同じ方向性を持つことを望んでいる」と話し、期待を続けた。

「全員が同じ方向性を向いていない限り成功しないことをみんなが理解している。チームとしての成功を望むのであれば、常にこうすることは良いことだ。彼は統率をチームにもたらしたけど、選手たちに選択の自由も与えている。僕たちが従う必要のある彼独自のルールが彼にはあるけど、ベテラン選手たちに責任感も与えたがっている」

「彼は厳しいし、タフだ。でも同時に彼はナイスで、とても話しやすい男だ。彼にはチームと共有したがっているまっすぐな考えがあると思うし、僕たちが成功できると思うから、僕はそのまっすぐな考えに従いたい。ルールやコーチの要求、チームの要求に従えば、全員が同じ方向性を持てる。これがチームを成功に導くものだと思う。シーズン終了時には全員が幸せになれると思う」

　また、テン・ハフ監督のフィロソフィーが明確であると話したフェルナンデスは、昨季の苦戦がクリスティアーノ・ロナウドの存在であるという考えに対して反論している。

「そのようには思わない。僕はストライカーにチャンスを供給するためにピッチに立っているし、僕たちは最高のシーズンスタートを切れたと思う。クリスティアーノは来てすぐに得点し、僕も彼とともにたくさんのゴールを奪った。僕のすべてのゴールはクリスティアーノと一緒にプレーしてのものだと思うから、彼が問題だなんてまったく思わない。ポルトガルでもプレーしているし、問題なんて何もない。良い選手はどんな時だって調和できるはずだからね」

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