プレシーズンマッチに出場したマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、試合が終了する前に帰路についたようだ。英紙『サン』が伝えている。

　昨夏、12年ぶりにマンチェスター・U復帰を果たしたC・ロナウドはプレミアリーグ30試合18得点を記録するも、クラブは6位でリーグを終えて来季の欧州CL出場権獲得を逃した。欧州CLでのプレーを望んでいるC・ロナウドは、減俸してでも新天地を求めていると報じられ、プレシーズンの活動にも参加していなかった。

　しかし、移籍先は現時点で見つからず。7月31日に本拠地オールド・トラフォードで開催されたラージョとのプレシーズンマッチに先発出場することになった。だが、給水タイム中にエリック・テン・ハフ監督が指示を出しても、肩をすくめ、不機嫌そうに自分の顔を覆っている姿が確認されている。

　スコアレスで前半を終え、ハーフタイムに交代を命じられると、代わりに出場したFWアマド・ディアロが、わずか3分でゴールを奪うという皮肉な結果に。そして、C・ロナウドは試合終了のホイッスルが吹かれる前にスタジアムを後にしたようだ。許可が出されていたかどうかは不明だという。

　なお、試合はその後ラージョに追い付かれて1-1のドロー。1週間後にはプレミアリーグ開幕を迎え、マンチェスター・Uは7日にブライトンをホームに迎える。

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