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バルセロナ戦先発の久保建英、スペインメディアの評価は…「素晴らしく大胆果敢な選手だ」

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MF久保建英

 ソシエダは21日にラ・リーガ第2節、本拠地アノエタでのバルセロナ戦に臨み、1-4で敗戦した。MF久保建英は2試合連続で先発出場を果たし、70分までプレーしている。

 久保は決勝点を決めた前節カディス戦(1-0)同様、中盤ダイヤモンドの4-4-2で2トップの一角としてプレー。やや下がったり後方からの飛び出しを待ったりして行うチャンスメイク、最終ラインを抜ける動き、フィニッシュワークと攻撃面で積極果敢な働きを見せた。

 そしてこの試合の27分、MFミケル・メリーノのシュートをGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが弾き、そこに詰めた久保が左足でボールを叩いたものの枠を捉えられず。絶好機を逸して2試合連続ゴールはならなかった。なおバルセロナは、久保と下部組織で一緒にプレーしたFWアンス・ファティ投入後に流れを引き寄せ、そこから3点を加えて勝利している。

 スペインメディアはこの試合の久保にまずまずの評価を与えている。『マルカ』は選手採点で、日本人選手に3点満点のシルバに次ぎ、ほか3選手と並ぶチーム2位タイの2点をつけた。また『ムンド・デポルティボ』の選手別の寸評では、「クボ・ボルカニコ(火山や激しやすい、の意味)」との形容とともに、同選手について次のように記している。

「今日はカディス戦の落ち着き、インスピレーションが足りず、チーム同様に徐々に存在感を失っていった。が、彼は素晴らしく勇猛果敢な選手である。開始20秒でPKを求め、1-1の場面でボールを奪い、左サイドに流れてボールを受けてイサクにパスを出したりシルバと連係を取ったりしていた」

 なおソシエダの次戦は、27日のラ・リーガ第3節、アウェーでのエルチェ戦となっている。

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