アーセナルのミケル・アルテタ監督が、敵地オールド・トラッフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦に燃えている。

　今季プレミアリーグで開幕から唯一の5連勝を達成したアーセナル。プレミアリーグ史上5チーム目(過去に達成したのはニューカッスル、チェルシー、マンチェスター・シティ、リバプール)となる開幕6連勝をかけ、敵地での大一番に挑む。

　アルテタ監督は2020年11月に敵地で1-0と勝利し、プレミアリーグでは2006年以来初めてアーセナルをオールド・トラッフォードでの勝利に導いた。また過去8回の対戦で敗れたのは一度だけと、相性の良さを誇っている。

　それでもアルテタ監督は、クラブ公式HPで「選手たちにはそんな事を考えてほしくない。なぜなら、彼らには十分に試合に勝つ能力が備わっているからだ。そうできると信じているよ。そうでなければ家にいたほうがマシだ」とし、意気込みを語っている。

「(チェルシー本拠地)スタンフォード・ブリッジで20年くらい勝てていなかったときも、そういうことがあったね。自分たちはできると信じなければならない。望むようなプレーを実現できれば、試合にも勝てるはずだ」

「(オールド・トラッフォードでの勝利が)新しいことではない。すでにやってきたことだ。だからそれを再び実現しないと。今日も、昨日も、試合後にも、あの場所で自分たちが望むプレーができると信じなければならない」

　また、エリック・テン・ハフ監督が指揮するチームについて「持っているスカッド、契約した選手、史上に費やした金額を見れば、今後多くの試合に勝っていくだろう。驚くべきことではないよ。彼らの歴史もそれを物語っている。素晴らしいライバルであるが、競い合っていくつもりだよ」と警戒心を強めている。

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