チェルシーは7日、トーマス・トゥヘル監督が退任することを発表した。後任は現時点で未定となっている。

　過去にマインツ、ドルトムント、パリSGなどを率いたトゥヘル氏は、昨年1月にチェルシーの指揮官に就任。初年度となった2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でチームを優勝に導き、昨季は欧州CLベスト8、プレミアリーグ3位でシーズンを終えた。

　今季はプレミアリーグ第6節終了時点で、3勝1分2敗(勝ち点10)の6位。直近のゲームとなる6日の欧州CLグループE第1節ディナモ・ザグレブ戦では、0-1で黒星スタートとなっていた。

　クラブはトゥヘル氏の退任にあたり、公式サイト上で次のように述べている。

「チェルシー・フットボールクラブは、クラブに在籍したトーマスおよびスタッフの努力に感謝します。チェルシーにおいてチャンピオンズリーグ、スーパーカップ、クラブワールドカップを制覇したトゥヘル監督は、チェルシーの歴史に名を刻むことになるでしょう」

「クラブを引き継いでから100日を迎えた新オーナーグループは、クラブを前進させるために懸命な努力を続けており、この移行が適切なタイミングであると確信しています」

「トレーニングや今後の試合に関しては、チェルシーのコーチングスタッフが指揮することになり、クラブは新しいヘッドコーチを任命するために迅速に行動します」

「新ヘッドコーチの就任が決定するまでは、これ以上のコメントは控えさせていただきます」

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