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左SBで大活躍の冨安健洋、現地でも大きな話題に!「素晴らしいプレー」「次節も出場の可能性は高い」

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DF冨安健洋のパフォーマンスが話題に

 アーセナルDF冨安健洋のパフォーマンスについて、現地イギリスでも大きな話題となっているようだ。

 今季は負傷の影響でプレミアリーグでの出場機会は限定的となっていた冨安。それでも第10節のリバプール戦(3-2)では、左サイドバックとして大抜擢。リーグ戦今季初先発ながらFWモハメド・サラーらを相手に見事なパフォーマンスを見せ、強豪相手の勝利に大きく貢献した。

 これまでアーセナルでは右サイドバック起用が中心で、さらに左を本職とするキーラン・ティアニーがベンチにいたこともあり、冨安の起用法は現地でも大きな話題に。『デイリー・ミラー』は「オレクサンドル・ジンチェンコが離脱した後、ミケル・アルテタは大きな決断を下した」とし、以下のように続けている。

「ティアニーも控えていたが、アルテタは違う道を選択。冨安を左で起用し、サラーを止めようとした。この作戦は見事に成功している。冨安は素晴らしいパフォーマンスを見せ、サラーや同じ右サイドのトレント・アレクサンダー・アーノルドもうまくプレーできていない。彼はチーム最多のデュエル(7)、空中戦(4)、ボールリカバリー(7)、そしてタックル(2)を記録している」

「今季はレギュラーポジションを得られていなかった冨安を起用したことは、評価されるだろう。昨季も常時出場できなかったのはケガのせいで、プレシーズンもそれに苦しんだ後、ベンチが続いていた」

 またスコットランド『デイリー・レコード』は、「アルテタ監督が冨安健洋を絶賛しており、ティアニーはさらなる争いに直面している」と日本代表を称えつつ、スコットランド代表DFの現状について分析した。

「アルテタは、本来のポジションではない場所でプレーしたにも関わらず、冨安がまさに望んでいたプレーをしたことを認めている。来月のカタール・ワールドカップまで、ティアニーはアーセナルのスタメンから外れることに慣れる必要があるかもしれない。冨安は次節リーズ戦もポジションを守る可能性は高く、ティアニーはヨーロッパリーグで出場する可能性が高い」

 アルテタ監督も以前から「右サイドだけでなく、左SBや左センターでも起用できる。利き足がわからないほどなんだ」とそのユーティリティ性を高く評価していたが、冨安のプレーは現地でも大きな話題となっているようだ。

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