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吉田麻也はシャルケの“守備のボス”を務められるのか?周囲から疑問の声も…

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シャルケDF吉田麻也

 周囲からの風当たりが強まりつつあるシャルケDF吉田麻也は自身のプレーは「十分じゃなかった」と反省。地元紙『WAZ』が伝えている。

 セリエAのサンプドリアとの契約が満了となり、今夏フリーでシャルケへ渡った吉田。34歳の日本代表DFは1シーズンでの1部復帰を果たした同クラブでは新たな“守備のボス”として迎えられ、公式戦すべてに先発出場も、今のところ期待に応えられていないと見られるようだ。

『WAZ』は「守備のボス、吉田麻也が問題になりつつある」と題した記事で、「新加入選手はシャルケでリーダーとして、そして(現ボルシアMGの)板倉滉を忘れさせる存在として期待されていた。しかし、この日本人選手はまだそれができていない」と主張。また、周囲から吉田に守備を支える役割を務めさせることに疑問の声が上がり始めているとも伝えている。

 一方、記事では吉田本人のコメントを紹介。同選手は先日0-4で完敗したレバークーゼン戦を振り返り、「十分じゃなかったです」と反省すると、調子が安定しない要因の一つとしてケガや移籍によるメンバーの入れ替えの多さを指摘。DFマリック・チャウがシーズン開幕後にミランへ移籍したことやリヴァプールからレンタルのDFセップ・ファン・デン・ベルフが長期離脱を余儀なくされたことに触れ「センターバックにおいて、多くの若い選手を含み、多くのパートナーと組んできました。楽ではないです。普通なら守備ラインのメンバーは連携を深めていなければいけません」と語っている。

 それでも吉田はポジティブ思考を強調。今後に向けて、「小さな成功体験を積んでいくべきだと思います。試合中であろうと、トレーニング中であろうとね。サッカーでは小さな変化でも大きな影響を与えることがありますから」と続けていた。

 なお1勝3分け5敗の成績で現在16位シャルケは現地時間14日にホームで行われるブンデスリーガ第10節では7位ホッフェンハイムと対戦する予定となっている。

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