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「自由を与えればもっと得点できる」元サンタクララ指揮官が守田英正のさらなる活躍に期待

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恩師がMF守田英正に期待

 元サンタクララ指揮官のダニエル・ラモス氏は、スポルティングのMF守田英正のさらなる活躍を期待した。

 2021年冬に当時ラモス氏が指揮するサンタクララに加入した守田。すぐに指揮官の信頼を勝ち取ると、主力として1年半にわたって大きなインパクトを残した。そして、今夏の移籍市場でポルトガルの名門スポルティングに加入した。

 新天地に活躍の場を移してからも、中盤の一角として早くから定位置を確保する守田は、現在リーグ戦2試合連続ゴール中。この活躍を受け、ラモス氏はポルトガル『A Bola』に対して日本代表MFのさらなる活躍を期待した。

「サンタクララで彼は6番でプレーすることが多かった。しかし、我々はしばしば2枚を並べて起用していたから、彼は多くの時間で自由になり、フィニッシングゾーンに姿を現すための自由を持っていた。私の下でも、彼はシーズンの半分で2ゴールを記録した」

「その後、相手が彼の近くにいるようになり、相手チームも彼の動きにより注意を払うようになった。しかし、彼はシンプルなプレーを行い、シュートやアシストをするためにさらに前めのポジションに顔を出すようになった。初めの頃、彼はポジショナル・ミッドフィールダーとしてプレーしていたが、リーグが進むにつれて彼のグラウンド上での運動量は増えた」

「彼は包括的な選手で、前に運ぶためのスペースがどこにあるかを理解することにとても優れている。彼にはより前方でプレーするためのローテーションやテンポ、試合を読む力があるから、コーチから自由が与えられれば、より簡単にファイナルサードに姿を現すことができる」

「彼には運動量があり、もっとゴールを奪うことができる。両足でシュートが打て、ミドルレンジからも得意とするし、前線でより決定的な仕事もできる。彼はバランスの取れた努力のできる選手だ」

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