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本田圭佑らとも共闘した元ミランDFアントネッリ、35歳で現役引退「旅を共にしたみんなに感謝」

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DFルカ・アントネッリが現役引退

 マイアミFCに所属する35歳の元イタリア代表DFルカ・アントネッリが10日、自身のインスタグラムを通じて現役引退を発表した。

 モンツァおよびミランの下部組織出身のアントネッリは、2006年12月に19歳でカルロ・アンチェロッティ指揮下のミランでセリエAデビューを飾ると、レンタル先のバーリやパルマ、ジェノアでのプレーを経て、2015年2月にミランへ復帰。当時ミラノのクラブに所属していた元日本代表MF本田圭佑とは2年半にわたってチームメイトで、34試合で共にプレーし、スーペルコッパ・イタリアーナを制した。

 2018年夏、公式戦通算69試合出場5ゴール5アシストをマークしたミランを退団すると、エンポリで2シーズンにわたってプレーしたアントネッリ。2021年2月からはUSLチャンピオンシップに新天地を求め、ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)らが創設したマイアミFCで19試合に出場していた。イタリア代表では2010年9月にデビューを飾り、アッズーリの一員として13試合でプレーしている。

 そんなアントネッリは10日、自身のSNSを更新。35歳で現役引退の決断を下したことを発表した。

「その時がやって来た。ピッチでボールと一緒に過ごした人生に別れを告げる瞬間がやって来た。また会える日が来ることを願って。ピッチへの入場やサポーターだけが与えてくれるアドレナリンや感動を感じられなくなるのは寂しい。僕の夢を実現することができたこの場所にありがとうを伝えたい」

「バーリやパルマ、ジェノア。エンポリ、そしてマイアミFCの各クラブやすべてのスタッフ、僕を支えてくれたファンのみんな、それから常に僕のそばにいてくれた家族に感謝している。そして特に、この忘れられない旅を共にしたチームメイトたちに感謝したい。みんなには心からありがとうと言いたい。最高だった」

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