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チェルシーに希望と絶望をもたらしたJ・フェリックス、58分間で最多決定機も一発レッドで3戦出場停止

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FWジョアン・フェリックス

[1.12 プレミアリーグ第7節延期分 フルハム 2-1 チェルシー]

 鮮烈なプレミアリーグデビュー戦となった。FWジョアン・フェリックスアトレティコ・マドリーから半年間のレンタルでチェルシーに加入。12日のフルハム戦でデビューを飾ったが、後半のファウルで一発退場となってしまった。

 低迷のチェルシーにとって、希望をもたらす前半だった。前半25分に失点を喫したものの、J・フェリックスは前半45分間で多くのチャンスを創出。デビュー戦のために味方との連係は不完全だったが、それでも個人能力の高さを存分に発揮した。

 だが、後半にJ・フェリックスの評価はひっくり返る。後半13分、不用意なタックルをしたことで主審からレッドカード。クラブ史上初となるプレミアリーグデビュー戦で退場になった選手という不名誉を食らってしまった。

 数的不利のチェルシーはその後に勝ち越しを許し、1-2で敗戦。直近8試合で1勝のみという苦境は続いている。

 ネット上ではJ・フェリックスに賛否両論の評価。データサイト『opta』によると、退場までの58分間でチーム最多6本のシュート、4本の枠内シュートを放っており、さらに4つの被ファウルもあった。デビュー戦でしっかりと実力を見せつけたといえる。その一方、レッドカードで敗戦の一因に。さらに半年間のレンタルにもかかわらず3試合の出場停止となったことで、サポーターからは批判の的にもなっているようだ。

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