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トロサールとの亀裂問題、移籍報道も…渦中のブライトン指揮官「彼についてはっきりさせておきたい」

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MFレアンドロ・トロサールの去就問題

 ロベルト・デ・ゼルビ監督との不和が報じられているブライトンMFレアンドロ・トロサール。今季7ゴールと好調だが、練習を無断早退して問題になっていると報道されてから迎えたリバプール戦はメンバー外となった。

 そのリバプール戦で3-0の勝利を収めたブライトンは16日、クラブ公式サイトで指揮官がトロサールについて言及したことを伝えている。デ・ゼルビ監督はトロサールが母国・ベルギーに帰国しているとし、「彼についてはっきりさせておきたい。このような状況になって申し訳なく思う」とコメント。「彼との関係性に失敗があったとは思わない。クラブ内の人たちは状況をよく理解している」と述べた。

 今後については「私は彼に対してオープンであり、ドアを開く準備もできている。トロサールは良い人間で、我々にとっても非常に重要な選手だ」と語り、復帰を受け入れる姿勢を見せた。一方で「僕は監督で、ドレッシングルームでのルールを決める立場だ。彼はそれに従わなければいけない」と規律を守る必要性を語った同指揮官は、「今回の件から学ぼうとするならば、我々は成長するに違いないよ。だからこれは悪い状況ではなく、良い状況といえよう。夢を実現するには1つの道しかない。我々はブライトンとしてまとまり、みんなで一生懸命に働き、自分のことではなくチームについて考えなければならない」と協調性についてもコメントしている。

 トロサールをめぐってはチェルシーなど強豪クラブが獲得を狙っているとも報じられており、去就が注目される。

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