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マンCの圧倒的得点源ハーランドをどう生かすか…グアルディオラ監督「こういうのはグレーなビジョンなんだ」

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FWアーリング・ハーランドがハットトリックを達成

[1.22 プレミアリーグ第21節 マンチェスター・C 3-0 ウォルバーハンプトン]

 マンチェスター・シティウォルバーハンプトンに3-0で快勝した。全得点を挙げたFWアーリング・ハーランドは、プレミアリーグ史上最速で4度のハットトリックを達成。その圧倒的な得点力が話題になる一方、チーム全体の力は下がっているとの見方も。ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後、そのことに言及した。英『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ初年度ながらすでに25得点をマーク。シティのレジェンドであるFWセルヒオ・アグエロは10年かけてプレミアリーグで12回のハットトリックを達成したが、ハーランドはわずか半シーズンでその3分の1を達成したことになる。また、リバプールのFWモハメド・サラーのシーズン38試合制での最高得点記録に並ぶには、あと7ゴールが必要だ。

 圧倒的な個の力をどう生かすか。グアルディオラ監督は「彼のクオリティーはわかっている。彼がいるのに偽9番がいるようにプレーすることはできない。いくつかの動きを適応させなければならないね」とチームへの順応を試みたことを明かした。

「彼もできる限りボールを運ばなければならない。彼の周りには素晴らしい選手がいるが、最初のゴールは彼がいるからこそだし、ケビン(・デ・ブルイネ)からの配球も素晴らしかった」

 指揮官は「こういうのはグレーなビジョンなんだ」と付け加える。「彼がハットトリックやゴールを決めたとき、彼はわれわれのチームの解決策になる。しかし彼がゴールを決めないのなら、それをチームで解決しなければならない」とハーランド一辺倒にならないバランスを強調した。

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