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FIFA、U-20W杯開催が白紙となったインドネシアに制裁措置

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 国際サッカー連盟(FIFA)は6日、5月のU-20ワールドカップ開催権を剥奪したインドネシアサッカー協会(PSSI)に対し、開発資金の凍結を暫定的に勧告したことを発表した。

 5月20日にインドネシアで開幕予定だったU-20W杯だが、国民の大半がイスラム教徒であるイスラエルの出場決定により、インドネシア国内での反発が起きていた。その動きを受け、3月31日の組み合わせ抽選会が中止となり、さらに4月に入ると、FIFAがインドネシアでの開催を白紙に戻す異例の発表を行っていた。

 今回の件を受け、FIFAはインドネシアに対して制裁措置を取ることを発表。FIFAからの開発資金の使用制限を暫定的に勧告した。インドネシア側による改善計画の内容次第で、制裁措置の解除もあり得るという。

 なお、U-20W杯の代替地はいまだ未定。先週末にアルゼンチンが唯一立候補しており、数日中にFIFA側の正式発表があるとみられていたが、ここまで見解は伝えられていない。

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