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ロバートソンが副審から肘打ち被害か…FAが調査開始、当該審判員は調査中の全大会で割り当て停止へ

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DFアンドリュー・ロバートソンが肘打ち被害か

 アーセナル戦にフル出場したリバプールDFアンドリュー・ロバートソンが、副審を務めたコンスタンティン・ハジダキス氏から暴力を受けた可能性があるようだ。『ガーディアン』など各紙が伝えている。

 問題の行為が起きたのはハーフタイム。ロバートソンがハジダキス副審に対して抗議するような形で後方から向かった後、顎付近を痛めたようなしぐさを見せた。映像を見るとハジダキス副審が上げた右腕がロバートソンの顎に当たっており、肘打ちしたようにも感じられるものだった。

 ユルゲン・クロップ監督はこの行為を見ていなかったとして明言を避けたが、英国内では試合中からこの行為が物議を醸し、SNS上では審判員としてあるまじき事件が発生したとする意見も多数見受けられた。

 試合後、『ガーディアン』はイングランド協会(FA)が調査に乗り出したことを報告。さらに『BBC』は一夜が明けた10日、「FAの調査期間中にコンスタンティン・ハジダキス氏はいかなる大会の試合にも割り当てられない」とする審判統括団体・PGMOLの声明を伝えた。

 審判員の選手に対する暴行は今月2日のメキシコリーグでも発生している。この事案では主審が選手の股間を膝蹴りしたことが明らかとなり、当該審判員は12試合の割り当て停止処分が下されている。

 一方、プレミアリーグではフルハムFWアレクサンダル・ミトロビッチが主審に対する暴力と暴言で8試合の出場停止処分が下されたばかり。ファンからは最低でも同等の処分を求める声が上がっている。ただ、ロバートソンが副審の腕を先に掴んでいて振り払うための動きだったとする意見もある。審判員に対するさらなる不信感を助長しないためにも徹底的な調査が期待される。



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