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ジローナ相手に大量失点で敗北…レアルのアンチェロッティ監督が状況を説明

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レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督

 ラ・リーガ第31節が25日に開催され、2位レアル・マドリーは敵地で11位ジローナに2-4で敗れた。公式戦5試合ぶりの黒星を喫し、連勝は4でストップ。26日にゲームを控える首位バルセロナとの勝ち点11差を縮めることはできなかった。試合後のカルロ・アンチェロッティ監督のコメントをスペイン『アス』が伝えている。

 公式戦4連勝中は全て無失点のレアルだったが、前半12分と同24分にジローナのFWバレンティン・カステジャノスに決められ、序盤に2点のビハインドを負った。同34分にFWビニシウス・ジュニオールが1点を返した後も流れは変わらない。

 後半1分にカステジャノスのハットトリックとなる得点を許すと、同17分にもカステジャノスにゴールを献上。終盤の同40分にビニシウスのアシストからDFルーカス・バスケスがネットを揺らすも、2-4の敗戦となった。

 守備が崩壊し、逆転優勝が遠のく痛い1敗。アンチェロッティ監督はチームに何が起こったのか、次のように説明している。

「力強いパフォーマンスを発揮できなかった。個人の部分ではいいところもあったが、チームとしてはそうではなかった。今日はチームがうまくプレーできなかった」

「私たちのプレーは力強さに欠け、しっかりコミットメントできていなかった。ボールを持ってのスタートは良かったが、ボールがないところのトランジションを許しすぎた」

「信じられないことだ。いい守備だったが、力強さを欠いたせいで失点してしまった。相手は後ろから出るたびにトランジションをしていた。とても痛めつけられたが、自分たちで立ち直らなければならない。まだ全てが自分たちの手に残っている」

 ラ・リーガ制覇こそ厳しい状況となったが、コパ・デル・レイで決勝、連覇を目指すUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では準決勝に進出。アンチェロッティ監督はファンに向け、「彼らが打ちのめされていることは理解している。彼らには謝罪する……。私たちも打ちのめされている。コパ・デル・レイの決勝でも、準決勝(欧州CLマンチェスター・シティ戦)でも、私たちなら大丈夫だということを、ファンの皆さんは知っているはずだ」と語った。

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