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アトレティコがレアルを抜いて2位浮上! 躍進の象徴グリーズマン「僕は少し怒っていた」

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絶好調のFWアントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリーの勢いが止まらない。3日にホームで行われたラ・リーガ第33節でカディスと対戦し、5-1の大勝。2試合連続の5ゴールで3連勝を飾り、ついにレアル・マドリーを抜いて2位に浮上した。

 その躍進の象徴といえるのがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだ。バルセロナから期限付き移籍で復帰して2年目の今季は、高額な買取義務オプションの影響で開幕から出場時間が制限されていたが、要所で存在感を発揮。バルセロナが値下げに応じる形で昨年10月に完全移籍が成立すると、“縛り”から解放され、さらに躍動した。

 ラ・リーガではここまで全33試合に出場。得点数はリーグ5位タイの「13」、アシスト数は単独1位の「12」となっている。今節のカディス戦でも前半27分までに2-0とする連続ゴールを挙げ、流れを呼び込んだ。

 スペイン『マルカ』によると、絶好調のグリーズマンは試合後に「4月は月間MVPをもらえなかったので、僕は少し怒っていた。それが最初の数分に表れたんだ」と冗談交じりにコメント。「とても楽しめたよ。(チームとして)5ゴールを決め、良い試合をした」と充実した様子で語っている。

 首位バルセロナとは残り5試合で勝ち点13差。アトレティコはシーズン序盤の出遅れがなければ、優勝争いを演じていた可能性もある。グリーズマンは「今を楽しみ、過去のことは考えず、前を向いていなければならない。僕らは可能な限り上を目指している」と、目の前の戦いに集中していることを強調した。

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