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マンUにシーズンダブルで歓喜も…ブライトン指揮官は6位浮上に冷静「何もない」

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ロベルト・デ・ゼルビ監督(右)

[5.4 プレミアリーグ第28節 ブライトン 1-0 マンチェスター・U]

 MF三笘薫が所属するブライトンは、試合終了間際にPKによるゴールを挙げ、マンチェスター・ユナイテッドに勝利。開幕節での白星に続くシーズンダブルを達成し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏の5位に勝ち点4差となる6位に浮上した。ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後に勝利を振り返りつつ、先の目標について「現時点では何もない」と冷静さを貫いた。『スカイスポーツ』が伝えている。

 ブライトンは90分を通して攻勢を貫いた。三笘もフル出場で左サイドから果敢にチャンスメーク。それでもスコアレスの状況が続いた。そのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに試合が動く。ユナイテッドのDFルーク・ショーが自陣内でハンドをしてしまい、ブライトンがPKを獲得する。MFアレクシス・マック・アリスターが冷静に決め、この得点がそのまま決勝点となった。

 ブライトンは4月のFA杯準決勝でもユナイテッドと対戦。しかしスコアレスの末、PK戦で敗れていた。今回の試合では奇しくもスコアレスの末のPKで決勝ゴール。デ・ゼルビ監督は「準決勝でPK戦で負け、ここではPKで勝った。サッカーの神様がいると思う」と喜びを表現。「最後の結果は不公平だった」と振り返つつ、「われわれは素晴らしい試合をした。ひとつの素晴らしいチーム、偉大なチームに対して試合を支配した。私の選手たちは勝つに値する」と選手たちを称えた。

 初のEL出場も射程範囲に入ってきた。6位ブライトンは2試合未消化ながら5位リバプールと勝ち点4差まで近づく。6試合を残し、今季で何を達成できるかを問われた指揮官だが、その姿勢は冷静だ。「現時点では何もない」と答え、8日の次節・エバートン戦に目を向ける。「非常にタフな6試合を行う。月曜にはその最初の試合としてエバートン戦がある。勝たなければならない。なぜなら、勝てなければ勝ち点3を失うからだ」と慢心を振り払っていた。

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